おはようございます。
アパレルで働いていた時、高齢のお客様が
『もう着ていく場所もないし服を選ぶ気力もないし、物欲がないのよ〜』
とおっしゃっていました。
その時は、物欲バリバリなお年頃だった私。
"お金はあるのに勿体ないなぁ" などと思っていました。
でも今なら少し気持ちが分かる。
最近、洋服を見に行っても心が動かないんです。
体型的に素敵に着こなせなくなったという事も大きいと思いますが専業主婦な今、世間との関わりも薄れ "周りの人にどう見られるか" などを気にしなくなった事が原因かな。
自分に対する興味が薄れているんだと思います。
女として末期やな〜。
でもある日、ファッションビルにあるお店で "いいやん" と、ちょっと心惹かれる洋服が目に入りました。
そのお店は若い女の子をターゲットにしているお店で入店を躊躇いましたが、セールを開催しているらしくお客さんもたくさんいたので思い切って入店。
(DHOLICさんより画像お借りしています)
最近、この写真みたいなジャンパースカート(呼び方合ってます?) が欲しいなぁと思っていたんですが、似たような商品がセールになってるやん。
『よろしければ、試着してみてくださ〜い』
と、若くて・かわいくて・細くて・スタイルの良い販売員さんが声をかけてくれました。
販売員さんって、今店頭に並んでいる商品を着てるでしょ。
歩くマネキンみたいな。
みんなきれいだから、商品が素敵に見えますよね。
"試着してみるか" と思ったその時、背後の試着室が "シャッ" っと開きました。
何気に振り返ると私より少し年上の女性が、
『ねえねえ、どうかなぁ』
と試着した洋服が似合っているか、友達に意見を求めていました。
『良いよ〜、買ったほうが良いよ』
と、友達。
試着されていた洋服は、販売員さんが着ていた商品でした。
はぁ〜、これが現状か…。
試着室から出てきた女性は、決してデ◯でもないしブ◯でもなかったです。
でもサイズは合っていましたが、全然素敵じゃなかったです。
洋服が若者向けというのもありましたが、やはり若さには敵わない。
どんなにスタイルをキープして若々しく見えても年を重ねて衰えた肌の張り・髪の艶、全体から醸し出される老けは隠しきれないんだなぁ。
完全に洋服に負けている。
なんだかビフォー・アフターを見せられた気がして、試着せずにお店を後にしました。
ゴツい私が着ればどうなるか、一目瞭然ですから。
もう何を着てよいのか分からないし、そもそも気張ってオシャレする場も無いし。
"洋服なんて要らないや" ってな気分です。
あのおばさまは、友達に乗せられて購入したのかな?
私が友達の立場だったとしても、
『似合ってるよ』
と言ってしまうかな?
女性同士って、本音を言うと空気が悪くなりますもんね。
因みに試着されていたのは、今流行りのビッグシルエットのロングシャツでした。
あれ、個人的には40代には危険アイテムだと私的に思ってます。
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お読みいただき、ありがとうございます😊
必然的に欲は "食欲" 一方。
辛くてニンニク臭いラーメンを、ライスと共にいただきました。
大満足。
今の所、食欲は衰える気配がありません。