おはようございます。





皆さま、〈KUKSA・ククサ〉をご存知ですか?
私は全く知らなくて、プレゼントしていただき初めて知りました。


白樺のコブからひとつひとつ丁寧に手作りした、フィンランドに古くから伝わる木のマグカップです。

IMG_2491

コロンとした丸さが手に馴染みます。



"使う人の幸せを願いながらひとつひとつ作られている" ので、フィンランドでは大切な人にプレゼントするそう。
素敵〜。



なんか、そういうストーリーっていいですよね。
以前ご紹介した尾瀬の鹿革のピアスと同じで、すっごく愛着が湧いてきます。
大量生産の物も便利でお手軽ですが、それ故に生まれては捨てられる事が多数の運命。



愛着のある物を、日々大切に使いながらの生活。
これが〈丁寧な暮らし〉なのでしょうか?



などと言っておりますが、お手入れを怠り私のククサは、

FullSizeRender

油分を失って、カピカピに…。
触ってると、手の油分を持っていかれる感じです。
そこで、ネットでククサのお手入れ方法を検索。



ククサは油分が大好きなので、植物性オイルでのお手入れが良いとの事。
クルミオイル・グレープシードオイル・あまに油・エゴマ油などがオススメのようです。
オリーブオイルは独特の香りがあり、向いていないようです。



でも家には上記の油はないので、

FullSizeRender

こめ油で磨いていこう。
植物性オイルだし、大丈夫でしょう。きっと…



全体にオイルを馴染ませて、内部に染み込むまで20〜30分放置します。
その後に表面の油分を拭き取ると、

FullSizeRender
              BEFORE                            AFTER


なんだか白浮きしていた表面に油分が染み込み、あめ色になって "アジ" が出たように思います。



手に取った感触もしっとりして、いい感じです。
こめ油もベタつきもなく無臭で、私は使って大丈夫でした。

IMG_2495

これからは飲み物だけじゃなく、こんな感じで器として使ったり、小物入れにしても素敵ですね。



やっぱり木も生き物です。
人間と同じで、お肌のケアはしっかりしてあげないといけませんね。



大切な人へプレゼントする機会があれば、贈ってみようかな。
"違いが分かる人" って、思ってもらえるかな?




  靴磨きと同じで、お手入れって楽しいですよね。










お読みいただき、ありがとうございます😊

なんか花粉症っぽい。
今年とうとう花粉症デビューか!